大晦日前日の悪夢でした。
家族4人(夫、私、長男、次男)で楽しんでいたチェンマイ旅行。
チェンマイでの年越しを楽しみにしていたのですが…
まさかの12月30日の夜に長男と夫が同時に食中毒に。
激しい嘔吐と高熱で、長男の顔は真っ青。
異国の地で、真夜中に救急病院へ走ることになりました。
今回は、私たちが利用した「チェンマイ ラム病院(Chiangmai Ram Hospital)」での入院体験記をまとめます。
- 夜間の救急外来の様子
- 小児科の個室病室レビュー(かなり快適だった)
- 気になる医療費と海外旅行保険の請求方法
これからチェンマイへ行かれる方、特に子連れの方は「もしもの時のお守り」として参考になりましたら幸いです…!
【深夜1時】屋台のエビ餃子が原因?突然の嘔吐・下痢で地獄の夜
事件が起きたのは12月30日、大晦日の前日です。
その日の夕食、私たちはナーモー市場の屋台でご飯を食べました。
ワンニマンから、ソンテウで10分もしない距離にあります。
屋台がずらっと並んでいます。ただ、どちらかというとローカルの方が多い市場でした。

おそらく原因は、そこで食べた「エビ餃子」
(これ、夫と長男しか食べなかったんですよね…)
その日の夜、1時頃長男の様子がおかしい。
と思ったら、夫も。
長男と夫が交互にトイレに駆け込み、嘔吐と下痢が止まらない状況に(焦)
2人とも熱があっという間に39度以上に上がり、長男にいたっては顔面蒼白で生気がありません。
病院を調べると、タクシーで5分の距離に大きな病院があったので(チェンマイラム病院)
夜中の4時。とりあえず長男を連れて、タクシーで向かうことに!
夫は、「今は大丈夫」ということで、ぐっすり寝ている次男と共にひとまずお留守番になりました。
チェンマイで子どもが食中毒|チェンマイラム病院の救急外来へ
チェンマイラム病院はこちら↓
通常の営業時間ではない救急外来には、日本語通訳さんはいません(日中は常駐しています!)
医療用語を英語でなんというか、よく分からない私。
「Vomiting(嘔吐)」「Fever(熱)」と単語を並べて、必死に状況を伝えます(汗)
長男はすぐにベッドに寝かされ、点滴を開始。
夫の状況も伝えて、食中毒はほぼ確定です。
この時は、入院にはならず
点滴を終えて朝7時頃、嘔吐を止める薬と経口補水塩(水に溶かして飲むポカリのようなもの)をもらい、
一旦帰宅することになりました。
一度帰宅するも悪化…夕方再受診で入院決定

↑移動していたホテル。窓がなかった(ショック)
ホテル移動日と重なるカオス!
ホテルに戻ると、夫も完全にダウンしておりもう大変。
しかも運の悪いことに、この日はホテルの移動日だったんです(泣)。
11時のチェックアウト前に、次のホテルへ連絡。
「家族が体調不良で…」と伝えたところ、快くアーリーチェックインさせてくれました。(ありがたすぎる)
荷物を抱え、フラフラの長男と夫を連れて新しいホテルへ。
すぐにベッドへ寝かせましたが、夕方になっても長男と夫の熱は下がりません。
食中毒なら、そんなすぐにはよくならないけど
異国の地ということもあり、
「夜になってまた悪化したらどうしよう…」
と心配で再度ラム病院へ電話をかけました。
日本語通訳がいる時間帯に再診察
電話口には、なんと日本語通訳の方が出てくれました!
正確な症状を伝えると、「もう一度診察するから来てください」とのこと。
夫も限界だったので、長男は小児科へ、夫も内科で診てもらうことに。
(新しいホテルも病院から近くて助かりました…)
子供が食中毒に…!チェンマイラム病院の小児科へ
ラム病院の小児科はちょっと場所が分かりにくいです。
エレベーターで上がり、一度「駐車場のようなエリア」をまたいでから、小児科病棟へたどり着きました。
でも、中に入るとアットホームな雰囲気!
看護師さんは手際が良く、とても優しく安心したのを覚えています。
診療は食中毒。脱水症状ありで入院へ
担当してくれたのは女医さん。
この時はタブレット越しに日本語通訳の方が参加してくれて、先生の言葉を全部訳してくれました。
何を食べたのか
いつから、嘔吐や下痢の回数
熱は何度でどれくらい続いているか
一通り問診をうけ、
「脱水時症状も起こしているので、入院しましょう」
ということになりました。
先生のこの言葉に、私は正直ホッ。
だって入院だったら、いざという時にすぐ対応してもらえますからね。
ここでは、特に食中毒の原因は特定されなかったけど、
便の採取が行われて検査にだすことに。
夫は診察の結果、入院ではなく処方箋のみでOKとのこと。
病院のすぐ横にあるセブンイレブンで、夫と次男のご飯や水分を買い込み、2人はホテルへ。
私と長男は、そのまま入院です。
チェンマイラム病院・子ども入院レポ|付き添いママも快適すぎる個室
入院手続きを済ませて通された病室。
「え…めっちゃ広い!」とびっくり!!
とにかく広くて、設備が整いすぎて、まるでホテル。
私が寝るための付き添い用ソファベッドなんて、入院する子どものベッドよりも主役感ありません⁉
(真ん中が付き添い用ベッド)
手前のソファも大きくてベッドとして使えそう。

家族数名が泊まることも想定されているのかなと思いました。
これなら、もし夫がいなくて母子旅行だったとしても、次男も一緒にここで付き添い宿泊ができそうですね。
お子さんの体調不良で入院が必要になった場合、チェンマイラム病院の個室は本当におすすめできます。
- 清潔なシャワー・洗面所
- キッチンのような流し台
- 食事用のミニテーブル
どこもピカピカきれいに清掃されていて、本当に気持ちの良い病室でした。


そして付き添いの人のアメニティ(ホテル並み)

子ども用の歯ブラシやボディソープもセットでいただきました。

ゆっこ日本の病院だと、付き添いのアメニティなんてついてないですよね!?
部屋にはシャワールームもついていたので、サッと私も浴びました。
長男はパジャマに着替え、点滴に繋がれたまま就寝。
夜20時くらいから点滴を開始して、夜中目が覚めた時には汗をびっしょりかいて、だいぶ熱が下がって楽になったようでした。
入院していなかったら、ここまで早く回復していなかったと思うので
やっぱり入院してよかったです。
大晦日にまさか入院しているとは思わなかったけれど、長男が回復して心から安堵(泣)
翌日の大晦日の朝、病室からの景色。ホッとした気持ちで眺めました。


余談ですが、複数の国際的な調査でチェンマイは東南アジアでトップクラスの医療水準を持つ都市として評価されています。
「最高の医療環境を備えた都市」という全世界のランキングではなんと2位!これだけで安心感半端ないですね…
チェンマイで食中毒|海老系は危ないらしい…
翌朝、通訳さんが先生の回診の前に様子を見に来てくれました。
そこで言われたのが衝撃の事実。
「おそらく、エビ餃子が当たったんだね」
「チェンマイのお医者さんたちは、ここでエビは食べないでバンコクで食べるんですよ」
と。
「ここチェンマイは海がないから、エビなど運ぶときの状態が悪くて腐ってることはよくあるんだよ」
たしかに言われてみれば、チェンマイは山岳地帯…。
海鮮の鮮度が落ちやすいのは当然ですよね^^;
たしかにたしかに、たしかに。
今更だけど深く納得。
さらに「カブトガニも食べる人がいるけど、やめた方がいい」ともお話していました。
(そもそも食べたいとも思わないけども)
回診は昨日と同じ女医さんです。
裸足(!)で回診していて
あ〜、タイっぽいって思いました(笑)
念のためもう1泊した方がいいかもと言われたけど
ホテルに残した次男と夫も心配だったので、回復傾向にあることを確認して退院することにしました。
チェンマイラム病院、小児科の朝ごはん⇩


食中毒で子ども入院|治療費・入院費を公開!保険適用でいくら戻った?
さて、気になるお会計です。
病院側は日本人の対応に慣れており、海外旅行保険を使う前提でスムーズに手続きをしてくれました。
食中毒で入院&診察、全費用公開
息子(1泊入院・点滴・薬代込み)
20,233バーツ/日本円で約85,000円
他緊急外来時の治療:6000バーツほど/日本円で30,000円
※↑こっちは細かいレシートを紛失してだいたいです
夫(外来診察・処方のみ)
4000バーツほど/日本円で20,000円
合計120,233バーツ/日本円で135,000円
やはり診療はもちろん、入院費はそれなりにかかりますね。
実費は痛すぎるので…
海外に行くときは、忘れずに海外保険を確認しておきましょう!!
アメックスカードの海外旅行保険を利用
私は「アメックスゴールドプリファードカード」に付帯している海外旅行保険を使いました。
あらためて海外旅行保険に入ることはしていません。
アメックスプリファードゴールドカードの場合、海外旅行保険は利用付帯です。適用するには【旅行代金をこのカードで決済する】必要があります。
たとえば…飛行機代、空港までのバスや電車代、ツアー代など。
タクシーや自家用車でのガソリン代、航空券発券手数料は対象外なので要注意~!!
あと、家族分も保険適用にするためには家族分の決済も必要です!



カードの種類によっては、カード持っていれば自動で海外保険が適用になるものもあります。事前にお手持ちのカードを確認しておくと安全です
使い方はとても簡単でした。
- 現地での支払い:まずはカードで全額立て替えて支払う。
- 帰国後の申請:帰国後、保険会社に連絡し、病院でもらった明細書(診断書・領収書)を提出。
最初は分からなくて、日本のアメックスへ電話しましたが、「そのままお会計してください」と言われました。
事前連絡不要で、帰国後の事後申請でOKなのは本当に楽でした。
もちろん、費用は全額保険金として戻ってきました。
実は以前タイに行った時も、次男が脱水症状で半日入院しています(汗)
子連れ海外旅行に、保険は絶対に欠かせません!
チェンマイで食中毒|チェンマイ ラム病院の安心ポイント
退院した翌日、なんと病院から電話がかかってきました。
「体調は変わりないですか?」
「検査の結果、食中毒の原因菌に問題はありませんでしたよ」
という丁寧なフォロー電話!
(菌の具体的な名前は英語で聞き取れませんでしたが…笑)
とっても安心感のある病院だなと思いました。
- 清潔で広い病室
- 日本語通訳あり
- 退院後のフォロー体制
日本語通訳の方は、当時は日本人の方もいて、退院後の手続きなどもめちゃくちゃ相談しやすかったです。
チェンマイで病院にかかるなら、ラム病院は日本人にピッタリだと心底思います。
ここは注意!チェンマイ旅行の教訓
はい、次回は気を付けます…!
海鮮系は要注意(特にエビ!)
先生も言っていましたが、山に囲まれたチェンマイで海鮮系、特に屋台のものは避けたほうが無難です。
食べるなら、ショッピングモールのフードコートやちゃんとしたレストランが安全かも。
食中毒は、場合によっては命にかかわることもありますよね。
特に子どもは大人に比べて免疫機能が未発達だったり、脱水症状の進行が早くて重症化することも。
屋台ご飯も大好きなので、ついつい安易に利用していましたが、これを機に気を付けます(><)
まとめ:チェンマイで子どもが食中毒!万が一の時はラム病院が安心


↑回復後、優しいご飯からスタート
年の瀬に本当にハラハラした食中毒事件。
1月1日の元旦は、熱は下がったもののまだ体力が回復せずホテルで夫と長男が療養。
私と次男だけで旧市街をお散歩したりと、超ゆったりと無理せず過ごしました。
1月2日(ホテル移動の日)には、やっとこ2人も全回復!
無事に元気になって本当によかったです。
チェンマイ ラム病院は、ニマンへミンエリア周辺なら近くてアクセスもしやすいです。
先生方や看護師さんも優しかったし
日本語でのサポート体制と、快適な入院設備が、不安な心を救ってくれるはずです。
そして何より…チェンマイの屋台では、エビには気をつけて!!
みなさんの旅が、安全で楽しいものになりますように。
※この記事は2024年12月末の体験に基づいています。医療費や病院の対応は変更になる可能性があります。









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